しとしと降る雨に打たれて、キラキラと光るあじさいをみると、梅雨でどんよりした気持ちも明るくなりますよね。
アジサイは大きな花に見えるところはガク、花はガク片の奥にあるちいさな色のついたところなんですよ。
都心から離れた穴場スポットに、色とりどりのあじさいを見にいきませんか。
あじさい豆知識
種類 約2000種類
開花時期 6月中旬から7月上旬
花の色
アジサイの色は土のPH値によって左右されます。
※PH値は酸性かアルカリ性かを表す尺度
土が酸性 青い花
土がアルカリ性 赤い花
花言葉
花の色によって花言葉が違います。
・青い花
冷淡 無情 辛抱強い愛情
・白い花
寛容 結婚式の装飾に人気
・ピンクの花
元気な女性 強い愛情
色によって真逆な花言葉に、どうなってる?とツッコミたくなります(^_^;)。
小さな花が集まっているので“家族団らん・和気あいあい”の花言葉もあり、最近は母の日のプレゼントに好まれるようです。
東京のアジサイが美しい穴場3選
南沢あじさい山
![山道の両端に咲くアジサイ](https://aoiroiroblog.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4322-800x1067.jpeg)
”ちゅういっちゃん”こと、南澤忠一さんがたったお一人で作ったあじさいの山です。
“現代の花さか爺さん” と呼ばれる南澤さん
40才のころ、山にあるお墓に花の道を通って行かないものか、と思ったことがきっかけでアジサイを植え始めたそうです。
![斜面にたくさん咲いているアジサイ](https://aoiroiroblog.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4332-800x1008.jpeg)
それから50年、現在は約10,000株!
美しくあちこちに花開くアジサイは夢のような光景です。
現在あじさい山の維持は地元の若者が管理を引継ぎ、毎年多くの人に感動を与えています。
![南沢あじさい山の木製の小人の写真](https://aoiroiroblog.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_4372-800x1067.jpeg)
妖精 ZIZI(ジィジ)が道案内をしてくれます。
あじさいは”南沢あじさい山まつり”の期間に鑑賞できます。
土の坂道を歩くので歩きやすいスニーカーがおすすめです。
2022年度は2年ぶりに「秋川渓谷あじさいまつり」も開催されます。
期間 6月17日(金)〜7月10日(日)
”南沢あじさい山” と ”サマーランド ワンダフルネイチャーヴィレッジあじさい園” 共通割引チケットも販売されます。
双方を往復するシャトルバスが運行される日も設定されています。
入山料
大人 500円
小人 300円
アクセス
所在地 | 〒190-0172 東京都あきる野市深沢368 |
TEL | 090-5540-9100(あじさい山運営委員会) |
JR五日市線 武蔵五日市駅から徒歩40分 または シャトルバス
シャトルバス
武蔵五日市駅からあじさい山行き専用のシャトルバスが運行しています。
※6月17日(金)~7月3日(日)まで
時刻表は6月上旬に公表されます。
東京サマーランド あじさい園 アナベルの雪山
![斜面一面にさくアジサイの写真](https://aoiroiroblog.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_0635-800x622.jpeg)
東京サマーランドのプールとは別の場所、”わんダフルネイチャーヴィレッジ”にあります。
“愛犬と一緒にアウトドアを満喫できる”というコンセプトに基づいた複合施設です。
ドッグラン、レストラン、ハイキングコース、バーベキュー、オートキャンプ、スポーツフィッシング等があります。
あじさい園は約30,000㎡で、約60品種、約15,000株で様々なあじさいを堪能することができます。
どれも美しいですが、特にオススメなのが “アナベルの雪山” です。
![aoi](https://aoiroiroblog.com/wp-content/uploads/2021/06/ihappy.jpg)
純白のアナベル約3,000株が斜面を覆いつくします。
まるで輝いている雪山のよう。
頂上の展望台まで散策路があり、アナベルを楽しみながら歩くことができます。
アナベルの見頃は6月下旬~7月上旬です。
入園料
大人(中学生以上) 850円
小人 無料
※犬をお連れの場合別途料金(犬の入園料)が必要になります。
わんダフルネイチャーヴィレッジ専用入園口をご利用ください。
営業時間
営業時間 10:00~17:00
※ハイキングコースは16:30まで
アクセス
所在地 | 〒197-0832 東京都あきる野市上代継600 |
TEL | 042-558-5861 |
〇車
中央道 八王子ICから30分
圏央道 あきる野ICから5分
駐車料 700円
〇電車
・JR八王子駅・京王八王子駅からバスで約30分
・JR秋川駅からバスで約10分
どちらも”東京サマーランド行”
府中の郷土の森公園
![水車小屋とアジサイの写真](https://aoiroiroblog.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_0592-800x795.jpeg)
約10,000株のアジサイが公園内のあちこちで色とりどりに咲き誇っています。
旧府中町役場や、旧家、かやぶき屋根の建物、水車小屋などの周りに咲くアジサイ達
他とはひと味違う趣のある景色を楽しむことができます。
![aoi](https://aoiroiroblog.com/wp-content/uploads/2021/06/ihappy.jpg)
坂を上ることもないので、のんびりお散歩をしながら多くのアジサイを楽しめます。
ベビーカーでも大丈夫!
![あじさいのアップ写真](https://aoiroiroblog.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_0590-1-800x719.jpeg)
見頃は6月中旬から下旬です。
お茶室もあり抹茶とお菓子をいただけます。
入園料
無料
アクセス
〇車
中央道 国立府中IC から約10分
駐車料 無料
〇電車
・武蔵野線 南武線 府中本町駅から徒歩20分
・京王線 南武線 分倍河原駅から徒歩20分
バス 分倍河原駅から 京王バス「郷土の森総合体育館」行き
・西武多摩川線 是政駅から徒歩20分
番外編
京王 井の頭線沿線
京王井の頭線は渋谷駅⇔吉祥寺駅を走る路線です。
新代田駅~三鷹台駅の線路脇には約24,000株のあじさいが咲いています。
このあじさいは1990年から京王電鉄さんによって植えられました。
雨による斜面の崩壊防止とお客様に季節のお花を楽しんでもらうため、あじさい・さざんか・つつじを植栽したそうです。
![aoi](https://aoiroiroblog.com/wp-content/uploads/2021/06/ihappy.jpg)
車窓から見るあじさいもなかなかです。
雨に濡れずに楽しめるのがいいな!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は都心から少し離れたアジサイの名所3選をお伝えしました。
広大な敷地に咲くアジサイは圧巻です。
アジサイ鑑賞なら、雨の日も楽しいお出かけになりますよ。
ぜひ足を運んでみてくださいね。
コメント